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2008年7月30日 (水)

酒屋さん 不定期連載 その1

私(坂本)が生まれ育ったのは東京都文京区駒込千駄木町というところで、いまや谷中とならんで東京の古い家並みが残る名所と化しました。

木造の古い家が並んでいる高級住宅街どころか、ろくに庭もない貧しくも近所づきあいの良い所で遊び呆けていた訳です。

生家の隣はパーマ屋、反対隣はマッチ屋(ご存知ですか?)、このほか町内には鰻や、パンや、お菓子や、ガラスや、自転車やなどありとあらゆるお店屋さんがありました。
もちろん酒屋さんも。

どこも二、三間(3.6m~5.4mくらい)間口の小さなお店がほとんどでした。

つまりこんな感じです。
Masukou1
もちろん今に残っている酒屋さんの写真ですが、当時の雰囲気を色濃く残しています。

Maskou2
反対側には立派な雨戸用の戸袋があります。

この酒屋さん80年以上も続く老舗で建物も当時から大きな改修はされておらず、セピア色のストラクチャーとして最高なのです!

また、現在のご主人はまだ小中学生の頃、弊店のお得意様(スーパーカー少年)でした。もちろんいずれは弊店で「酒屋さん」を発売する時には店名まで使わせていただく「許諾済み」であります。

To be continued. 

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2008年7月26日 (土)

たばこ屋

先日、クラッシック ストリーより「通りのたばこ屋」が発売になり、弊店でもご好評のもと結構な数が売れています。

お買い上げの折、一番話題になるのが「この”たばこ屋”どうやって使うの?」ということです。
「どの建物に合うのですか?」という意味ですが、クラッシック ストリーは1/87と謳ってあり、一般的な日本型の職尺である1/80とは約10%も違い確かにこういった疑問が出てくるのは当然なのです。

そこでメーカーのクラッシックストリーに問い合わせたところ「「エムズコレクション」さんの建物シリーズでも合いますよ。」「元々、建物はそれほど厳密なものでもないし、隙間ができれば板をあて、狭ければ削る、とう実物の世界ですから。」といったような返事でした。

ならば、その証拠を・・・・。
Aramono
本当に店先の部分だけをエムズコレクションのあらもの屋んに「置いてみた」だけの写真がこれです。

続いてよろず屋は?
Yorozu
なるほどね。 OKじゃないですか。

ならばいっそ「だばこ屋」の店先付きで建物ごと販売 しちゃう、っていうのも親切じゃないですかね。 少し安くして!?

えっ? ディテールのバランスがとれませんか?
皆さんでオプションでいいからエムズコレクションに合うレーザーカット加工されたガラス戸や窓の販売を要求してみましょうよ。

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2008年7月25日 (金)

草原の素材

草や木の素材といえばウッドッランド・シーニックが定番であり最高でしたが最近ではミニネイチャーも出てきて選択肢が増えました。

草木というより草花というと、最近めざましいのがブッシュです。
素晴らしい「ひまわり」や各種畑など、数が多くて手を付ける気にもなれなかった分野が比較的身近になりました。

私自身、以前は麻縄をほぐして作っていた背の高い草類もさらに繊細なミニネイチャーが出てきて助かりました。
ただブッシュには昔からのイメージでどうも出来がよくないのでは、という先入観があり、取り寄せを躊躇していましたが、今回取り寄せてみてビックリ!
Busch1308
イヤー良く出来ていますね。
写真の製品は森と草原の境界線(品番1308)といったような意味の製品ですが、A4 (297 X 210mm)サイズで税込価格 7,938円です。

Busch1308_2
同じ製品のアップ写真です。
もうすでにマットになっているので、これを敷きこんだだけでアッという間に写真の草原が誕生する訳です。

Busch1306
こちらは「初夏」というタイトルの品番1306の製品で、2色使いのため、上の品番1308より1安く、6,615円です。
これ以外にヒースランド(品番1309、7,938円)、夏の草(品番1303、4,546円)も入荷しています。
大きさはいずれもA4サイズで一応ノンスケールのようですが、HOサイズあたりが最適と思われます。

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2008年7月22日 (火)

完成樹木

Silver
柳の木です。
ドイツ語で"Silberweide"となっていたので、直訳で「銀柳」としましたが、よく見受けるしだれ柳とはまったく異なります。
本当に葉の色はグレーぽく、ここから名付けられたのかな、とも思いますが真偽の程はわかりません。

今年の2月にドイツにいった折、「この人」の色使いと樹形にぞっこん惚れ込んでしまい日本での販売代理権をもらい、帰国してすぐに注文したのですが、その時点で納期は4ヶ月以上先、と言われあぜんとしたものです。

「この人」と書いたには訳があり、ご本人と奥様のお二人で樹木模型を製作されているのだそうです。
だから、いくら急いでも納期は4ヶ月かかる、と言われれば納得です。

今回51種類の樹木が入荷しました。
01414
上の写真はシナの木です。
この人の作品としては最もまともな格好をしていて、多くの作品はそれぞれ非常に個性的な枝ぶりを見せています。

04431
まるで盆栽を見ているような気にさせられますが、森の一部(一角)と名付けられた作品です。
それぞれの価格は写真に写っているのでご参照いただくとして、単価としけっして安いものではありませんが、ご自分で本格的な樹木を作った経験のある方なら、これらを作るのにどれほどの手がかかっているか良くお解かりいただけると思います。

入荷したばかりですが、ごく一部を除き、それぞれ一点ずつしか到着していませんのでご覧になる方、お求めいただける方はぜひお早めに。

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2008年7月19日 (土)

ウエストン人形

5月にギャラリーを開店してから私(坂本)はずっと店頭にいます。
というか、新しい店のスタッフはわずか一人、しかも女性なので事実上の店員は私一人しかいない、というのが正しいのです。

ここ10年以上、模型も作らず、店頭にも立たず、もっぱら経営面しかタッチしていなかったので模型店の店員としてはまるで「浦島太郎」状態です。

新しい店に置こうかと引っ張り出してきたものは、最近作!といっても15年以上も前に作ったものだし、それ以前に作りためたストラクチャーなども、ポツリポツリと販売してしまって手元に残っているのは半完成や、ろくでもないものばかり。

その中で飾ろうかと小さなシーンのホコリをはたいたものの、植わっている樹木はウッドランドのフォーリッジもみすぼらしく落葉(?)してしまっているし、ホワイトメタルの枝も折れたり曲がったり、保管状況が悪いですね・・・・。

でも、じっと眺めていると作った当時のことが思い出されました。
そうだ、ここにウエストンのホーボー(浮浪者)を置くんだった。

ウエストン/キャンベルの人形といえば古くからの鉄道フアンになくてはならないアイテム。
しかし、ホワイトメタルにハンドペイントという生産方法が今の時代に合うわけもなく、とうの昔に絶版になってしまっています。

もしかして、どこかにしまい込んでいないかなー、と探してみましたがそんな都合よく出てくる訳がありませんでした。

しかし、持つべきは古くからのお客様(!)。
店頭でそんな話をチョコッとしたら「あっ 僕持っていますよ。」

一週間ほどしてなんとわざわざ持ってきてくれました。
Aさん、本当にありがとうございます。

早速、シャドーを入れたり、全体のツヤもおとしたりと手を入れたのが下の写真です。
Weston2
う~ん、やっぱりウェストン人形はいいなー。
もちろんHOスケールですが、わずかに大きくて日本型かな??と思うほどですが、暖か味があり、私はこの人形を見るとなぜかチャップリンを思い出してしまうのであります。

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2008年7月18日 (金)

1/87scale 新製品

つい先ごろ、クラッシク ストーリというメーカーから「通りのたばこ屋」が新発売になりました。

Tabako
弊店でもキット(税込み4,830円)、完成品(26,250円)共に販売しているのでぜひお求めください。 詳しくは弊店のHPをごらんください。
写真はクラッシク ストーリから提供していただいた写真ですが実物と模型の巧妙な合成写真です。

もう一点は同じくクラッシク ストーリから発売予定になっている「三波郵便局」です。
Yuubbinn
コチラも「たばこ屋」同様、自然の情景に溶け込ませた合成写真ですが、完成品(税込み126,000円)はすでに「さかつう」の店頭で販売しています。

ここで、クラッシク ストーリについて簡単にご紹介しておきましょう。
*同社のHPの見方。
二行上のクラッシク ストーリをクリックしていただくと、同社のロゴのみのトップページが展開され、その下にボタンが4つあります。
ここで"Models"をクリックするとパスワードを要求するプロンプトがでてくるのでここで同社の製品を含む三丁目関係をご覧になりたければalwaysと打ち込めば、該当のページに入ります。

名前自体はまだあまり知れ渡っていませんが、実はかなり以前から鉄道模型界のジオラマ関連の製品化に携わっていたメーカーです。
自社でレーザーカッターを保有し、精密でアイデアタップリの製品を得意とするのでこれからのラインアップが楽しみです。

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2008年7月16日 (水)

フォード F-100 ピックアップ 1955年

昔々「名犬ラッシー」というTVドラマがあり、私も時折見ていました。
ウィキで調べたら 1957-1966年にTBS系で放映されていたそうです。
私の小学生から高校生の時代とダブります。

この中に時々出てきたのがフォード F-100ではないかと思うのですが、ざっとネットで調べた程度では残念ながら確証は得られませんでした。

事実はどうあれ、私の頭の中はフォード F-100=名犬ラッシーで、20年ほど前にアメリカ製の窓ガラスを入れることなど全く考慮されていないホワイトメタル・キットを苦労して組み立てましたが、どうもF-100と聞くと放っておけません。

今回も1/50という変則スケールですが仕入れてしまいました。

それでは新入荷製品を早速ご紹介です。
どうです? 
カッコいいでしょ!
F1001

ではリクエストに応じて(エッ? だれもしていませんって?)後ろから。
F1002
もちろん"FORD"のエンボスも表現されています。

色は私のイメージカラー(!)、写真のグリーン、白、赤、紺、ベージュ の合計5色で、一般的なミニカーと違ってしっとりと半ツヤなのが私としては大のお気に入りです。

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2008年7月15日 (火)

木工用接着剤

ジオラマ作りでは大変お世話になる木工用接着剤ですが、皆様は何をお使いですか?

まあ、一般的には「木工用ボンド」(商品名)だと思います。
あの白くて少々すっぱい匂いのする接着剤ですね。

私はと言えばここ20年近くタイトボンド(Titebond:米国製)一本やりです。
もっぱら乾きが早く、乾燥後にツヤが出ないのが気に入って、6年ほど前に木造帆船を作るときもコレでした。
しかし、タイトボンドの最大の欠点は売っている店が限られていることで、私が想像するに日本製に比べて非常に高価なことがその理由でしょう。
しかし、高価といっても実物の家を作る訳でもなく、4オンス(118ml)入りが一本あれば私の使い方では賞味期限切れ(?)になるまであります。

自分ばかり使っていてはいけない!良い物はお客様にも使っていただこうと「さかつうギャラリー」を開店するにあたり、販売もすることにしました。

ついでといっては何ですが、アメリカと日本の半々生活を送っている方ご推奨のエルマー(ELMER'S)もアメリカから取り寄せてしまいました。
しかし、弊店での販売価格はハッキリいって高いです。
売っている本人がいうのだから確かです!
このエルマー、アメリカ本国ではDIYセンターといわず、どこでも買えるらしい、しかもものすごく安く買えるらしいので、そのチャンスのある方はどうぞ現地でお求めください。

それでは実験結果(!?)をご覧ください。

Gluetest1
左からクリスタルクリヤー(接着剤ではなく、極小窓ガラスを作る時に便利、今回は水面の表現に使えないかとツヤの比較です)、二番目が日本製の木工用接着剤、次の一番黄色いのがタイトボンド、一番右がエルマーです。 ちなみに楕円ですが直径は約1cm、盛り方はかなりタップリめです。

Gluetest
ほとんど乾燥した状態です。 手前はてんこ盛りの乾燥を待っていられず、実際に接着に使う程度に薄くのばした状態で乾燥させたもので、やはり一番左から右にいくにしたがってツヤがなくなっているのがおわかりいただけると思います。 ただ、タイトボンドとエルマーは同じくらいです。

Gluetest3
日本製をのぞくそれぞれのパッケージ写真です。 一番左のクリスタルクリヤーについてはまた次の機会にご紹介しましょう。

最後になりましたが、あまりジオラマ作りをおこなったことがない方からは、なぜツヤがでないと便利かを聞かれそうですが、例えば、草木を接着してみればわかりますが、根元の方が光っているのはいやなものです。
それなら少量、とお思いかもしれませんが、私の流儀として、チョン着けはあまり好きではありません。
完成後にポロッと、あるいはパラパラ取れるのが怖くて接着剤は強度のあるものでシッカリ固定したいのです。

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2008年7月11日 (金)

ホームページもOpen!しました

ずいぶん時間がかかってしまいましたが、やっとホームページをオープンさせましたのでぜひご覧ください。

ホームページの内容は全面的に更新しているのでリンクも含め「完成です。」と言えるまでにはまだ時間がかかりそうですが、まずは一番問い合わせをいただくオリジナル商品からアップしました。
今後は販売用完成品も含めた商品紹介の充実や、先々は「お買いカご」を使い、カード引き落としまで使えるショッピングページもオープンさせる予定です。

店頭、ホームページ共に沢山のご来店をお待ちしております。

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2008年7月 7日 (月)

さかつうギャラリー Open!

Open
いきなり花屋さんの店先のような写真で恐縮ですが、さかつうギャラリーのオープンに際していただいた「お花」のごくごく一部です。
なんと20もの「お花」を頂戴し、そのほかの「お祝い」も含めると実に沢山の方々からお祝いをいただきました。

ブログ以下には、やはりオープンに間に合うようにと拝借した完成ジオラマの数々、どれも力作ばかり、しかも皆様大切な作品を快く貸し出していただけました。

本当にありがとうございます。
これほど沢山の方々からご支援をいただき、涙がでるほど嬉しく30年間模型界にいてよかった! 心からそう思います。

それでは、7月6日現在展示してある作品の数々をご覧ください。
写真に納まっていないもの、写りの良くない点はご容赦いただき、読者の皆様方は作品を返却しない内に、お早めにお誘い合わせの上、ご来店いただき実物をご覧ください。
Sakuhinn1
右手前ピンクのハートは諸星昭弘氏の作品、大型のセクションは植野浩滋氏の「熊ノ平」、その手前には中央の長尾循氏、両側は藤田幸治氏の作品が二点、本当は「熊ノ平」の向こう側にもう一点長尾循氏の作品があります。

Sakuhinn2
一番左は日テレから限定発売された「夕日町三丁目ジオラマ」です。中央のレイアウトとその脇にある2軒はいずれも池田邦彦氏の作品で販売品でもあります。その向こうのトミカのジオラマはトミーテックより拝借。

Sakuhinn4
右手前の「はだか祭」、バス、オート三輪までは早野幹男氏の作品でその左隣は松本謙一氏の作品です。

Sakuhinn5
左奥はDDFの販売用レイアウト。手前のケーキは諸星昭弘氏の作品であとは全て松本謙一氏の販売用も含む作品です。

Sakuhinn6
左三つは諸星昭弘氏の作品で、奥は上の写真でも写っているDDFのレイアウト。手前はトライアンフを配した 長尾循氏の作品です。

これ以外にも藤田幸治氏の作品で1/43の自動車工場や長尾循氏のMGBがのぞく1/24車庫のジオラマも展示中ですが、7月中旬から徐々に返却しますのでご覧になりたい方はお早めに!!

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2008年7月 4日 (金)

昔話と新生「さかつう」

タイトルに「新生「さかつう」」と入れてフト思い出しました。
「そう言えば、むかし”しんせい”という安いタバコがあったな・・・。」
フィルターもついていない時代のタバコでした。

本題はもちろんタバコのお話ではありません。
ここ東京/巣鴨の地に模型屋をオープンさせて早30有余年の歳月が流れてしまいました。
家内と、当時まだ元気だった国鉄OBの私の父親が手伝ってくれてのスタートでした。

長い間には、少しは自慢話もありブログなのでお許しいただいて書かせていただきましょう。

まずは、オープン間もなくして導入したコンピューターです。
今から約30年も前のことゆえ、OSはもちろんDOSでドライブはフロッピーのみ、ハードディスクもなく、それでもリースで200万円以上もしたので大活躍させなければ採算がとれる訳はなかったのですが、前職業が銀行のコンピューター関係だったために、これからの主役はコンピューターだ!と信じて疑わなかったため当面の採算は余り考えておりませんでした。

二番目には当時、新橋にあった「アサヒホビー」さんと共に日本における個人商店としてアメリカ型を取り扱った草分けと自負しています。
もちろんそれ以前から銀座/天賞堂さんで沢山扱っており、私も木造時代の天賞堂さんではキャンベルでお世話になっていました。
しかし、弊店ではアサーンなどのプラ製品も扱っていましたが、何といっても中心はブラスモデルで「アメリカ型のサカツウ」をかかげ、日本におけるアメリカ型の普及にお役に立てたのではないかと思っています。

第三にはスロットカーです。
速さ命!のスロットカーにおいて鉄道模型と同じく、実車にできるだけ忠実なスケールモデルを走らせてこそおもしろい!と訴え、エッチングとアルミホイールを組み合わせたワイヤーホイールが最初の製品という異色のメーカーとしてスタートしました。
以降、スロットカーも偶然とは思いますがラジコンもどんどんリアル志向に流れていったのはご承知の通りです。

さて、以前の当ブログでもお知らせしたように「アメリカ型のサカツウ」「スロットカーのサカツウ」で皆様からご支援にいただいた旧さかつうは7月1日をもって平林の株式会社さかつうと岡部の株式会社ヘリテージに業務を全て移管いたしました。

従来の有限会社さかつうはまた新たな市場を開拓すべく「情景」の専門店として旧店舗の隣り、旧ルート66跡にオープンいたしました。

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例によって「無謀!」と同業者では悲観的な見方をする方が多い中、はたしてパソコン、アメリカ型、リアル・スロットカーのように認知されるような、あるいは経営してゆけるような市場を気付けるや否や。

ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

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