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2009年5月31日 (日)

人形シリーズ ”お婆ちゃん”

私が生まれた時、祖父も祖母もすでになく、お年寄りの愛情はまったく受けずに育ちました。
それでも、情景にお年寄りは不可欠です。

すでにお知らせしたように「さかつうギャラリーの人形シリーズ」の第一弾は「お土産片手のよっぱらい」、「せんべい屋のオヤジ」、「おもちゃ屋のショーケースにへばりつく子供と それを怒鳴り飛ばすおかあさん」、そして今回の「居眠りするお婆ちゃん」の4テーマ、5体です。

本日は「お婆ちゃん」です。

後ろから「わっ !」と嚇したら心臓麻痺を起こしそうな状態です。居眠りしている姿が可愛いでしょ? ふっくらした人で、ホッペタもちゃんといふくらんで(たるんで?)います。

着物のうぐいす色に帯の茶色のコディネイトが結構お上品な人柄を想像させます。

Grandma

前のブログでご紹介したように今回の試作すべての塗装は vickyさん が引き受けてくれました。
さかつうギャラリーのお客様の中でも最もお若いグループですが、こちらから何の色指定もしないのにピッタリ決めてくれたところはさすがです。

当初人形シリーズは塗装済みでの発売を予定していましたが、製造方法の変更などで基本は未塗装での発売となりました。

負け惜しみではありませんが、こうして塗装していただいたものをみていると、未塗装での発売、人形塗装コンテストなんていうのもおもしろいですかね。

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2009年5月30日 (土)

二階建て建物の構造

先日の続きです。

Senbei3

建物はこのように大きく四分割にできます。
当然、室内を作りやすくするためにこの構造にしましたが、実はこの一階と二階を取り外し式にすることが製造を担当してくれたCSの頭を悩ませ、製品化が大幅に遅れる理由となりました。

実は「室内を作りたい 。」という理由でメーカーを悩ませたのはこれが初めてではありません。
今から20年ほど前に「さかつう」ではオリジナル商品としてアメリカ型の小さな客車を発売しましたが、この時もインテリアを作った時、屋根をはずして室内を覗き込みたいと言う理由から車体と屋根を雨樋のところから分割して取り外し可能にしてもらいました。

この取り外しと言うのは言葉では簡単だし、たった一台あるいは一個を作る場合には問題ありませんが、メーカーとして量産した場合、そうとうな精度を確保しないと沢山の製品同士の互換性が保てません。

せっかく取り外しにできても隙間ができたり、光がもれたら何にもならない訳です。

雨樋のある客車はさておき、今回は分割ラインをどこに持ってくるか、という点と、下見板(側板)の継ぎ目にできるだけ近い部分が分割線でないと不自然になります。
この2点の調整でCSは苦労してくれたようです。

結果、私としては充分満足いくものが出来つつあります。

もちろん最終判断はお求めいただくお客様がされることではあります。

一番上写真の四分割は完成後も同様に出来るわけですが、もう少しまとめてみると。
こうなります。

Senbei4

次は下見板も張って全体のイメージが固まった写真で、まず右側から。

Senbei5

続いて左側で、こちらは隣の家と接近している想定なので窓らしい窓はなく、わずかに一階と二階の小窓がアクセントとなっています。
製品では一階便所には掃きだし口を追加の予定。

Senbei6

この建物は私が生まれた東京文京区/千駄木にあった商店を基本イメージとしてあります。
もちろん今は取り壊されて跡形もなくなっており、今から50年も前の記憶をたどりながら設計したものです。

この他にも貸し本屋、力道山を応援した「そば屋」、八百屋、パン屋兼おかし屋、自転車屋、筆屋、医院、酒屋・・・・・・ きりがないほど頭のなかに浮かびます。

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2009年5月29日 (金)

二階建ての基礎が組み上がりました

先日お見せした3Dジグソーパズルが3Dになりました。
こんな感じです。

Senbei2

ディザー広告を気取ってみたのですが、どうも写真がうまくいかなくて・・・・。

せめて、文章だけでも小出しにすると。

とにかく二階建てです。
現状は骨組みというか基礎パネルの状態で、この上からノースイースタンの下見板を張る構造で、窓などの建具はCSの基本寸法にのっとっています。
しがって、キットが発売になった暁にはCS発売の建具と交換することもできるわけで「人と違ったものを。」とか「思い出の建物に使われていた建具をぜひ。」と思われる方には朗報だと思います。

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2009年5月25日 (月)

3Dジグソーパズル?

Sennbei1

上の写真はやっと形になり始めた「某建物」の基本部分です。
これで、完成形が頭に浮かぶ方はまずいらっしゃらないと思いますが、今年の夏頃の発売をめざして進行中のHOサイズ建物の試作パネルです。

製造担当はもちろんCS。

この次はコレを組み立てた状態をお見せしましょう。

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2009年5月24日 (日)

なははぁ~ よっぱらい

一時期「さかつうギャラリー」のHPに人形の原型募集、と書いてあったのをご記憶でしょうか。
それに対し応募やご協力もいただきましたが、製造方法と相性がよかったのが今回写真の~よっぱらい~を作ってくれた真辺さんの作品でした。

まずはご覧ください。

Yopparai

世界のトップメーカー、プライザーの対極をいくもので、私のイメージを見事に具体化してくれた真辺 誠二郎さんに感謝です。

このいかにもマンガチックな人形には賛否両論もあるでしょうが、私が人形に要求するものは正にコレなのです。

塗装はつい最近から「さかつうギャラリー」のお客様になっていただいたVicky こと正影 智子さんにお願いしました。
というより、小物塗装の名人をうまくおとしいれて強引に塗ってもらいました。

このほかの人形に関してはVickyさんのブログをご参照ください。

とりあえずは5体からで、発売はもう少々お待ちください。
発売の際は残念ながら未塗装で、材質はホワイトメタルです。
立っている人形には取り付けに便利なように足からピンが出ていて、これをピンバイスなどにはさめば塗装の際にもとても便利にご利用いただけます。

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これからも行きますよー。

個性的な坂本憲二の世界をお楽しみください。

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2009年5月22日 (金)

電球色のチップLED 新発売!

お待たせしました。
やっと、耐久性のある製品を入手することができ、それに合わせて1608(1.6mm X 0.8mm)のチップLEDに電球色を追加しました。

2204ledimage

もちろん今までの製品同様長さ約20cmの配線済みですからご利用は超便利。
価格は2個入りで1,260円(消費税込み)です。

このリード線つきのほか、チップのみで価格設定を抑えた廉価版も発売予定です。

さらにしばらく先の話になりますが、弊社発売のLEDに合わせたHOサイズの街灯、昭和の時代に一般的に使われていた室内電灯の笠、テレビ(!)も発売の予定です。

ちなみに色と光はどんな具合かというと

2204led

こんな具合です。
左が今まで弊社で発売していた高輝度白色LEDでそれと比べると新発売の電球色の色具合がおわかりいただけるでしょうか。

上の写真では全体に暗い感じがしていますが、新製品があまりにも明るいためうまく写せなかったので、露出補正をかけ、意識的に暗く撮りました。
今までの高輝度白色LEDをお持ちの方は新製品がどれほど明るいか想像がつくでしょう。

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2009年5月20日 (水)

木製机が出来ました

木製の片袖机が欲しいな~ と思っていました。
小さな会社の事務机や勉強机として。
それだけでなく昔の商店では子供の使い古しかどうかしりませんが、結構くたびれた机を使っていました。

机の引き出しの取っ手をどうしようかな、と思いつつオークションの古家具を覘いていたら丁度いいのが見つかりました。

引き出しに金属の取っ手はなく、前板の下に指をいれて引くタイプのものです。

もちろん「木の物はできるだけ木で」と主張している通り、早速片袖机の図面をかいてレーザーカット担当のCSに送ったら、細胞分裂して両袖机まで出来てきました。
曰く
「事務机の島を作ったとき、係長の机がないとこまるでしょ?」

という訳で片袖と両袖の机が今週金曜日に一緒に発売となります。

価格はいずれも椅子付きキットで \1,680 也

早速ウチのスタッフ総出で(といっても3人)でキットを組んで「島」を作ってみました。

Desk

机上のマットや書類の山も説明書にサービスとしてプリントしておいたので、気が向いたら使ってみてください。

ちなみに、人形は古いウエストンで今は販売されていません。
いずれ、人形もオリジナル日本人シリーズで弊社から発売しますので少々おまちください。

この説明書と木製キット組立てのコツは弊社のここのページからここ2,3日中にダウンロードしていただけるよう準備中です。

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2009年5月 9日 (土)

ファインスケール(Fine Scale Miniatures)

しばらくご無沙汰しているうち様々なことがありました。

一番の話題は「さかつうギャラリー」に従業員として跡継ぎが入り、将来への心配が多少は緩和されたことでしょうか。

次はバスの生産の遅れでご迷惑をおかけしていることで、先日出来上がったものが最終試作のはずだったのですがどうしてもボンネットの形が気に入らず下請けさんに再度作り直しをお願いしたのが原因です。
そんな訳で、写真もなかなかお見せできることができません。

その他、オリジナル人形5体の試作完成、木製机も同じく試作完成、CSの製品になりますが旋盤の素晴らしい原型の完成などです。

いずれもブログに掲載しようしようと思っている内に日にちだけが過ぎ去って行きました。
スミマセン。

本日のタイトル「ファインスケール」はつい2,3日前に米国から送られてきたものですが、いままでの懸案事項を追い越して突然ブログに登場です。

さて、ファインスケールと聞いて胸を躍らす読者の方々はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。
私は、入荷以降この製品は特別扱い。
今回写真撮りでふたを開ける喜びと緊張感には特別なものがありました。
あきずに模型屋をやっていて本当によかった!と思える瞬間です。

まずは外箱
Fsb
旧さかつうでファインスケールを仕入れたのが20数年前で、同社から直接買いました。確か最小注文単位が10個だったと記憶しています。

しかし、それが最初で最後。
同社からは業者販売はやめたので今後は正価なら売るけど、卸価格はナシ、といってきたので仕入れはその時点でストップ。

その頃と変わらぬ黄色いパッケージに同社のロゴ。
このロゴが私はまた大好きです。
Fine Scale Miniatures と書かれた上に遠くから汽車が向かってくるシルエットがあります。

ではでは ドキドキしながら蓋を開けます。

Fsb2
相変わらずとても文字の多い組み立て説明書がごっそり。
今様の、文字より絵で見せてしまうやり方とは全然違います。
説明書とは別に厚紙の原寸大の図も沢山あります。

Fsb3
もっともワクワクするのがこの内箱。
この中に夢のつまったホワイトメタルの部品があるはず・・・・・

Fsb4
扉ばかりが目立つようですが中には牛の肉(天井からぶら下げるアレ)なども入っています。
このようにファインスケールではありものの部品を寄せ集める、というより一つのキットを構成する部品はそのキットの為だけにわざわざ作る、というのが基本のようです。

Fsb5
ちょっと驚いたのがプラスチック部品が入っていたことと、 木部がレザーカット加工されていたことで、何もかもが20年前と同じ訳ではなかった訳です。

完成するとこんな感じになるようです。
ちなみに、人形や自動車などはキットに含まれません。
Fsb6

ということでファインスケール の黄色い箱ツアーはおしまい。

詳しくはこちらでご覧いただけます。

http://www.finescaleminiatures.com/

同社での直販価格は$280。
送料などは別ですが、米国内とカナダからしか注文は受けてくれないようで、しかもカード支払いもダメ、と書いてあります。

相変わらず強いご商売のようで。

という訳で「さかつうギャラリー」の販売価格は

税込み\52,920

と結構高価になってしまいますがご容赦ください。
また、とりあえず一個のみの入荷でしたので現物は撮影のため開封してあります。

ご購入ご希望の方がお早めにご連絡ください。

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