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2009年5月30日 (土)

二階建て建物の構造

先日の続きです。

Senbei3

建物はこのように大きく四分割にできます。
当然、室内を作りやすくするためにこの構造にしましたが、実はこの一階と二階を取り外し式にすることが製造を担当してくれたCSの頭を悩ませ、製品化が大幅に遅れる理由となりました。

実は「室内を作りたい 。」という理由でメーカーを悩ませたのはこれが初めてではありません。
今から20年ほど前に「さかつう」ではオリジナル商品としてアメリカ型の小さな客車を発売しましたが、この時もインテリアを作った時、屋根をはずして室内を覗き込みたいと言う理由から車体と屋根を雨樋のところから分割して取り外し可能にしてもらいました。

この取り外しと言うのは言葉では簡単だし、たった一台あるいは一個を作る場合には問題ありませんが、メーカーとして量産した場合、そうとうな精度を確保しないと沢山の製品同士の互換性が保てません。

せっかく取り外しにできても隙間ができたり、光がもれたら何にもならない訳です。

雨樋のある客車はさておき、今回は分割ラインをどこに持ってくるか、という点と、下見板(側板)の継ぎ目にできるだけ近い部分が分割線でないと不自然になります。
この2点の調整でCSは苦労してくれたようです。

結果、私としては充分満足いくものが出来つつあります。

もちろん最終判断はお求めいただくお客様がされることではあります。

一番上写真の四分割は完成後も同様に出来るわけですが、もう少しまとめてみると。
こうなります。

Senbei4

次は下見板も張って全体のイメージが固まった写真で、まず右側から。

Senbei5

続いて左側で、こちらは隣の家と接近している想定なので窓らしい窓はなく、わずかに一階と二階の小窓がアクセントとなっています。
製品では一階便所には掃きだし口を追加の予定。

Senbei6

この建物は私が生まれた東京文京区/千駄木にあった商店を基本イメージとしてあります。
もちろん今は取り壊されて跡形もなくなっており、今から50年も前の記憶をたどりながら設計したものです。

この他にも貸し本屋、力道山を応援した「そば屋」、八百屋、パン屋兼おかし屋、自転車屋、筆屋、医院、酒屋・・・・・・ きりがないほど頭のなかに浮かびます。


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